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子育て支援グループ『小さな手』代表で元小児科医という経歴を持つ。箕面市内の各地域で月に1回開かれている「赤ちゃんといっしょ』を主催。子育て支援活動、医学関連の執筆などを行う。自身も3人の子どもを持つ母親として、子育て等に悩みを持つ母親の相談・解決に尽力している。 |
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訪れたのは、箕面市内の各地域で月に1回開かれている『赤ちゃんといっしょ』。
元小児科医の福井聖子先生が主催していて、赤ちゃんとお母さんがのんびりゆったり過ごせる場なんです。予約がいらないので誰でも気軽に参加できて好評なんです。 |
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手作りおもちゃ、絵本、病気への対応など毎回ミニテーマが用意されていて、テーマごとに、専門家、ボランティアサークルが参加します。この日は「歌と音楽」がテーマ。演奏を聴いたり楽器の音に合わせて手遊びやゲームをします。 |
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赤ちゃんて生演奏にとても関心を示します。ぐずぐずの子もパッと注目するし、お母さんといっしょに音を感じとっている子もいてそれぞれの表情がとても印象的でした。
その後は、お茶を飲みながらお母さん同士がおしゃべり。そこで先生に個別の相談もできます。 |
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─赤ちゃんて本当に可愛いいのに、自分の子の時はなんでその可愛さが分からなかったんだろうって思います。 |
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「そうよね、自分の子のときは必死だから。特に一人目はわからないことだらけで余裕もないし。」 |
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─うちの子たちはやんちゃ盛り。思うように動いてくれなくて困ってます。 |
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「お母さんは子どもの衣食住の面倒を見ているだけで凄いことなのよ。ちゃんと日常生活を送っていく中で子どもはだんだん解ってくるから、ある程度の幅の中でお母さんがやりやすいようにやっていくのが一番。”もっとこうあってほしい”というために妙に頑張るとギクシャクするよ。日々の生活が基本。あとはオプションと割り切って人のことを気にしすぎないことも大事かな。」 |
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ふつうのおばちゃん風にさりげなくて、時折見せるお茶目なしぐさがかわいい福井先生。 |
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─普段はどんな生活をされているのですか? |
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「家庭ではただの母親です。日ごろは子育て広場とかサークル、幼稚園・小学校の遊びクラブなどで活動しています。結構忙しくしてますね。小児科の先生たちと『病気のとき家庭でどうするか』といったパンフレット作りなどもやっています。」 |
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─お医者さんの仕事もできるのに、どうして収入を求めない地域活動をされるのか疑問なのですが・・・。 |
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「子育ては”のんびりゆったり失敗しながら自分なりに”の世界、医師の仕事は”早く正確に失敗しないように最先端を学びながら”が要求されます。私は不器用だから切替ができないんです。」 |
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─福井先生にとって本当の支援って何なのですか? |
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「今の日本は、家庭にいると当たり前のように孤立していく仕組みになっています。子どもは色々な人との関わりの中で育つし、お母さんたちも人との出会いが無いのはとても不自然です。出会いの機会や人との関わりの中で子どもたちが育つ仕組みを作っていきたいと思います。今は人間関係が苦手な人も増えてきているので、その辺りはもっと肩の力を抜いて楽に入れるような工夫が必要かなと思っています。 |
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子供ができるまで赤ちゃんを触ったこともなかった私ですが、『赤ちゃんといっしょ』を卒業した今も福井先生の協力を得てサークル活動をしています。まずは小さな赤ちゃんがいるお母さんに『赤ちゃんといっしょ』を覗いてほしいなと思います。親子でちょっとした発見ができるんじゃないかな。(キミカ) |
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DATA |
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対 象 |
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2ヶ月〜1歳半ぐらいの赤ちゃんとお母さん(お父さんでもおばあちゃんでもOK) |
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開催場所 |
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桜ヶ丘 (ヒューマンプラザ) 第1火曜日 |
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曜日 |
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西南 (西南図書館) 第2金曜日 |
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萱野 (らいとぴあ21)
第3火曜日 |
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小野原 (太陽の家) 第3金曜日 |
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東 (鐘の鳴る家) 第4水曜日 |
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※月により変更になることもありますのでご確認下さい。 |
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問合わせ |
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おひさまルーム 072-723-5433 |
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福井聖子 072-723-0254 |
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